商人伝道師一日一言

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商人伝道師“水元 仁志”オフィシャルBLOG

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2016年 10月 30日 ( 1 )

心のオアシス

今日は、朝5時30分起床。
サクラとジョギングして…
久しぶりにジムで汗を流す。
その後は、家族サービス。
この3日間で、体調回復。
また、明日から、全国行脚、頑張ります。


そして、今日は日曜日。
「心のオアシス」の日ですね。

今日は…

「彊めて息まず」


オーストラリアのエアーズロックは高さ三百四十八メートル
周囲九.四キロの巨大な一枚岩でできており、
朝に夕に色合いを変える神秘的な景観は広く知られている。

十年以上も前になる。
このエアーズロックに登った。
その折受けた鮮烈な印象が、今も胸の奥に焼き付いている。

岩につけられた道を辿って上る途中だった。
ふと見ると、傍らに小さな花が一輪、咲いていたのである。

美しかった。

なんという花なのかは知らない。
種が鳥に運ばれたものか、
風に乗ってきたものか、
わずか二、三ミリの岩の割れ目から細い茎を懸命に伸ばし、
小さな花弁を精一杯広げていた。


あたりは乾燥地帯で空気は乾ききっている。
かんかん照りの日差しが容赦なく降り注ぐ。
そして岩の地肌。
植物の生育にこれ以上の悪環境はあるまい。
たとえちいさくともか細くとも、
そこに花が咲いていること自体が奇跡的である。

もっといい環境で。肥沃な土壌に根を下ろし、
湿り気をたっぷり吸収して育ちたかった―
この花はそんなふうに思ったことがあるだろうか、と考えた。

だが、花は答えてくれない。
環境がよかろうが悪かろうが、与えられた条件を最大限に活かし、
ただただ懸命に茎を伸ばし、精一杯に花弁を咲かせて、
自分に与えられた命をひたすら謳歌していた。

与えられた環境の中でひたすら生きるものは美しい。
私は本質に触れた気がして、こみ上げる感動にしばしわれを忘れた。


「易経」にいう。
「天行は健なり
君子は自ら彊めて息まず」

天の運行は一瞬も休まず、止まることがない。
日月の運動も春夏秋冬のめぐりも、すべてそうである。
気分が乗るとか乗らないとか、暑いとか寒いとか、
都合があるとかないとかで滞ったりはしない。
粛々とただひたすらに運行する。

この天地の大徳の現れである人間もまた、
そうでなければならない。
環境がどうだろうと、条件がなんだろうと、
天の運行のように、自ら彊めて息まず与えられた命をひたすらに生きる。
それが命の本質であり、命を躍動させて生きることなのである。

これは天が人間に託したメッセージであると思う。

エアーズロックのかすかな岩の隙間にしがみつくように
咲いていた名もない小さな花。
あの花は、天の心そのままを具現化していかたら、
あんなにも美しかったのだ。

君子は自ら彊めて息まず―
古来から多くの人がこの言葉に発憤し、自己研鑽の道に勤しみ、
命を躍動させた。
私たちも天真を発揮させるべく、人生を突き進んでいきたいものである。

(「彊めて息まず」 『致知』2005.8月号)


いかがだったでしょうか…
今日の「心のオアシス」。

与えられた条件を最大限に活かし、
ただただ懸命に生きる。
日々を大切に、懸命に生きたいものです。

みなさんは、どうおもわれますか?

さあ、今週から11月。
早いもので、あと31日
「2016年」も…

有終の美を飾れるよう…
「一日一日」を大切にしていきましょう。


そして、「今日の一言」…。
「人生とは、今日一日のことである。」
(デール・カーネギー)

by akindonet | 2016-10-30 18:00 | Comments(0)