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商人伝道師一日一言

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商人伝道師“水元 仁志”オフィシャルBLOG

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「アイデア」と「発想」

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このチラシは広島県福山市に本社のある 「株式会社ニチエー」の予約チラシ。
「3点5,250円」「父の日のお酒」の予約。
これなんだよね~、 “限定販売”
「アイデア」や「発想」が“大成功”という「ご褒美」をもらえるんですね。
皆さんは「父の日」、どんな「アイデア」や「発想」してますか?


ところで、小生は1ヶ月のうち、
約4分の1くらい飛行機を利用するのですが、
航空会社の状況を見て、流通業、小売業の今後を見ているみたいで恐くなります。


というのも昔は「鶴のマーク」で圧倒的なシェアーを持っていた「日本航空」が、
あっと言う間に「全日空」にシェアーを奪われてしまい、
そして収益的にも全く正反対。
ものすごい収益を出している「全日空」と
ものすごい赤字を出している「日本航空」。
この違いは何か?


小生なりに考えるとまず一つが「経営判断」の間違い。
日本航空は日本エアラインのM&Aをやりながら重複路線を
いち早く整理できなかったですよね。
それに比べて全日空は全く反対の戦略を取りました。
世界の航空会社とのネットワーク構築(スターアライアンス)と
ANAカードの“マイレージ”戦略ですよね。
いわゆる「規模を狙わず、内部構築」に力を入れたんですね。
これが今では“勝ち組、負け組”を作ってしまったと思うんです。


また、もう一つが「労働組合」の考え方ではないかな?
小生はこれはあくまでも憶測ですが、
スチュワーデス(古い?)を見ていると、その「違い」が分かります。
とにかく日本航空のスチュワーデスの“モチベーション”の下がり具合は
目を覆うばかりです。


これって小売業界にも言えることですよね。
規模のメリットを活かそうとどんどんM&Aをしかける「大手企業」。
それに必死で対抗しようとする「地域小売業」。
小生はANAとJALのような「違い」を明確にしていけば
「地域小売業」は生き残れると思うんです。


例えば、ANAが世界の航空会社とネットワークを組んだように、
競合しない企業同志で「ネットワーク」を組む。
商品だけでなく教育・情報などの「共有化」をしていけばいいんじゃないでしょうか。


ただし、小売業界は「自分とこの情報は出したくない。しかし情報は欲しい。」
という“虫のいい”ことばかり言う。
いわゆる「ノウハウが漏れる。」とね・・・。


でもね、みなさん気付いてほしい。
今の「ノウハウ」はもう“陳腐化”していることを・・・。
考え方としては「現在のノウハウを共有しながら情報の共有化をして、
将来のノウハウ作りをする。」というのが“成長戦略”だと思うんです。


ですから「共有化」していく事が大切なんです。
だって将来のノウハウは自分達で構築するより「モデリング」した方が
はるかに早いですもんね。


また、ANAが行ったように、「内部構築」が必要。
いわゆる「社員教育」です。
小生は信じています。
これから勝ち残れる「地域小売業」のキーワードは「人間力」であると・・・。
お店で働いている社員の「人間力」の高い企業が勝ち残るってね。
今、社員教育を怠ると大きな“しっぺ返し”が来るような気がします。
皆さんの企業やお店は「教育投資」してますか?


「ローマは一日にして成らず。」です。
教育は見に見えないもの。
しかし苦境になった時にその財産がモノを言います。


今日は飛行機の機内でJALとANAの「違い」から
流通業・小売業の将来について小生の持論を書きました。
如何でしたか?
「お役立ち」できましたか?

そして今日の一言・・・
「君子は本を読む。本立ちて道生ず。」(論語の一節より)
<何事においても枝葉末節の形のとらわれることなく、大局や根本は何かを考えることである。>


う~ん「大局観」って本当に大切だよね~。

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by akindonet | 2007-05-15 20:54 | Comments(0)