商人伝道師一日一言

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商人伝道師“水元 仁志”オフィシャルBLOG

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ニューラグジュアリー

今日も相変わらず出張の旅。
新幹線の中で書いています。


そこで今日はアメリカの購買行動でちょっと変わった現象が起きていることを紹介しましょう。

実は小生、 「ハーバード・ビジネス・レビュー」という
ちょっと難しいレポートをちょくちょく読むんですけど、
その中で、 「ニューラグジュアリー」という特集をやっていたのです。
このアメリカの新しい「ニューラグジュアリー」という商品やサービスが売れているとか・・・。
日本でも共通することがあると思い、皆さんへ“知識”として持ってもらいたく、お伝えしたいのです。


「ううう~ん、ニューラグジュアリー?」と思ってますよね。
それと皆さん、「ランジェリー」と読み間違わないでね・・・(笑)
アメリカの一般消費者市場ではワンランク上の商品、サービスを買うといった
消費行動が多く見られるようになっているとか・・・。
高い金額を払ってまで手に入れようとする商品やサービスを
「ニューラグジュアリー」と呼ぶのだそうです。

今までの経済学の常識だと、
「価格が高いほど販売数量が少なくなる」
というのが当たり前のように言われていましたが、
この「ニューラグジュアリー」商品の出現でこの今までの経済学が通用しなくなってきているんです。
いわゆる「価格が高くても販売数量が増える」という現象なんです。
何故、こんなことが起きてきているのか?
その背景には・・・

①可処分所得が高まっていること。
(ウォルマートなどのディスカウントの隆盛が生活費節約につながっているんですね。)
②結婚の晩婚化により、少子化現象になっている。
③その為、女性の就業率高まっている。
(女性の就業率76%)
④女性が就業することにより、自分の為に使うお金が増えた。


など、諸々のことが挙げられるのだとか・・・。


でもこれ、日本の現象と似ていると思いませんか?
ということは、日本でも確実に「ニューラグジュアリー」商品が売れてくるということですよね。
これ、ビジネスチャンスだと思いませんか?
ただし、ここで注意しなければいけないことは、
「自分にとって価値がある商品・サービス」しか高いお金を支払わないということです。
ワイン等は高額商品を買うけど、調味料は徹底的に安く買うとかいう消費行動です。
お分かりですか?


だから、販売する側としては如何にその商品の「価値」を
お客様に伝えるかということが大切になってくるんです。
そうすれば「ニューラグジュアリー」商品・サービスを
大量に販売することができるということです。


これって現実に日本でも「顕在化」してきていますよね。
「BMWに乗って100円ショップ」に出かけたりしてますよね。
「4畳半のアパートに住んでポルシェに乗っている」という人達が増えていますよね。


いわゆる「消費の2極化」が進んできているんです。
ウォルマートのようなディスカウントだけが生き残るということではないんですよ。
アメリカでも・・・。
いいことです。
まだまだ地域密着小売業(スーパーマーケット)が生き残る道があるということですから・・・。


ただし、この「ニューラグジュアリー」商品を開拓し、
如何に価値をお客様に伝える(見える化)かが大変なんですけど・・・。
でも、「やりがい」ありますよね。
流通先進国でもこのような「流れ」があるということですから・・・。
やる気が出てきませんか?
「ニューラグジュアリー」商品、見つけてみましょうよ。
繁盛する道がまた一つ見えてきましたね。


如何でしたか?
「ニューラグジュアリー」。
是非、この言葉、覚えておいて下さい。


そして今日の一言・・・。
「過去が咲いている今。未来の蕾(つぼみ)で一杯な今。」
(陶芸家 河井寛次郎氏の言葉)



「ニューラグジュアリー」
未来の蕾にしたい・・・。


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# by akindonet | 2007-03-16 18:57 | Comments(0)

友人からのメールより

3月も15日、もう半分が過ぎようとしています。
「桜」の情報もチラホラ聞こえる時期になりました。
それにしても日本って素晴らしい国(安倍首相ばりに言うと美しき国かな?)ですね。
「四季」があります。
その為に海産物も農産物もこんな小さな国なのに潤沢にあります。
だから、スーパーマーケットも四季を常に演出していくことが大切ですよね・・・。
さあ、春です。
春の野菜・魚を売場に演出していきましょう。


今日はある一通のメールについて・・・。
実は小生の昔からの友人の女性から一通のメールが届きました。
それはこの「商人伝道師一日一言」ブログを読んでの感想です。
それは・・・

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ネットみたよ おもしろいね
スーパーでしてくれたら、嬉しいのになぁ~って私が思うこと
カゴやカートだけを使いおわるとすぐ片付けてくれる人いるでしょ
商品袋詰めしてるのそばでみてるんだからさぁ、両手いっぱいに荷物もって車までいくの大変だから、気が付いたときでいいから、一緒に車まで持ってくれたら嬉しいなぁ
そんな親切なおじさんがいるスーパーだったら、毎日行くなぁ
カートで運べばすむことかもしれないけど、何かさぁ親切にしてもらえるとおばちゃんは嬉しいから・・
こんなこと書いていいのかなぁ~ 私の独り言

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


というものです。
本当に「一主婦」のたわいもない(ごめんなさい)意見かもしれないけど、
こういう声って大切だと思うんです。


言われてみれば、当たり前のことですよね。
「お客様」のことを考えれば、これぐらいの「気遣いしなさいよ。」と言っているんですよね。
皆さん、この「声なき声」をちょっと実施してみませんか?


レジチェッカーさん、「五大用語」も大切、笑顔も大切、大きい声も大切。
しかし、もっと大切なこと忘れていませんか?
それは「気遣い」・「心遣い」です。
手の空いているチェッカーさんがいたらサッカーしてあげましょうよ。
お年寄りや妊婦の方がおられたら車の所まで持っていってあげましょうよ。
または沢山買われて、スーパーバッグに詰めるのが大変そうな方がいたら、
一緒に詰めてあげましょうよ。
ちょっと世間話でもしながら・・・。


実は小生、ある「スーパーチェッカー」
以前(と言ってももう8年くらい前かな)出会ったんです。
小生が中小企業診断士と取って、コンサルタントの見習いをしている時です。
北関東にすごく繁盛している店があるから視察に行けと上司に言われ、渋々行きました。
するとどうでしょう。
本当に繁盛しているんです。
しかし、その店、そんなに商品が良いわけでもない、陳列が上手いわけでもない、
もちろん際立って安いわけでもない店なんです。


しかし、繁盛している。
何故なんだろう?と思っていたんですよ。
定点観測で3回ほど視察に行きました。
そうしたら、分かったんです。
繁盛の秘訣が・・・。


その店は「明るい」のです。
別に蛍光灯が多いのではないですよ・・・(笑)
従業員の方々が・・・。
とにかく「明るい」。
そして気が付くのです。

各部門担当者はお客様とよく会話をし、いろんなことを教えてくれる。
そして、何と言ってもレジチェッカー。
この人達がすごかった。
皆さん、かなり年齢が高いんです。
もちろん、スピードも遅い。
だけど商品の扱いがすごく丁寧。
そして「接客マニュアル」にない「接客用語」がポンポン出てくるんです。
「この前買われた新ジャガどうでした?」
とか
「今年から、お孫さん、小学校ですよね。」
とか、とにかくすごい「情報」と「接客」。
だから従業員もお客様も笑顔が絶えない。
「明るい」んです。
本当にこのちょっとした「気遣い」・「心遣い」だけで繁盛していたんです。


何故こんなことができたのか?
それはカリスマチェッカーさんがいたのです。
その人がいつも「お客様の声」を聞いて、各部門のチーフに伝える。
これを毎日、毎日伝えていたそうです。
そして、毎日レジチェッカーさんは「お茶のみ」タイムがあり、
そこでお客様の声を出しあって「情報の共有化」していたんだそうです。
だから「お客様情報」が全員に伝わっていたのですね。
すごいですよね。
これが「接客」ではないでしょうか。
接客だけで「繁盛店」を作れるのです。


しかし、風の便りですが、残念ながらそのカリスマチェッカーさん、
体調を崩されて、小生がお伺いした1~2年後に退社され、
3年前にガンでお亡くなりになったそうです。
1年ぐらい前にその店に久しぶりに寄ってみました。
全く違う店になってしまってました。
ほとんどお客様のいない店に・・・。
怖いものです。


今日は昔の友人の一通のメールから、「接客」についてでした。
何か気付くことありましたか?


そして今日の一言・・・。
「人は不合理・非論理・利己的です。
気にすることなく、人を愛しなさい。
(中略)
あなたの中の最良のものを、世に与えなさい。
けり返されるかもしれません。
でも、気にすることなく、最良のものを与えなさい。」

                      (byマザー・テレサ)


さあ、今日も最良のものを与えるぞ!!
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# by akindonet | 2007-03-15 19:01 | Comments(0)
今日は朝8時からトレーメーカー大手、 リスパック様と
「春のリスパック勉強会」の打ち合わせ。
今回、小生は北海道を除く6ヶ所でこの勉強会で講演させてもらいます。
今回のタイトルは「『“脱常識”』が、売場を!商品を!劇的に変える」です。


なんと今回初めての企画として、小生がプロデュースした
「夏の焼肉売場」をセミナーで売場の前で“ライブ”で説明するというものを行うんです。
もうパワーポイントで説明するのに飽き足らず、
とうとう自分で売場をプロデュースして、それをライブで説明するという、
今までにない“画期的”なセミナーを行います。


是非、皆さん、4月~6月にかけて全国6ヶ所で開催する「リスパック勉強会」へお越し下さい。
詳しくは、リスパック様のトレーを取り扱っている企業様まで・・・。


そこで、今日はそのセミナーで行う「焼肉コーナー」のことについて書きます。
皆さん、スーパーマーケットの焼肉コーナーって「ダサイ」と思いませんか?
外食の焼肉屋さんと比べたら本当に「貧弱」だし「コンセプト」がない。
何故だと思いますか?
それは・・・。


まず、一つ。
バイヤーや担当者が「焼肉屋」に食べに行かない人が多いんですね。
皆さんの精肉担当者へ聞いてみてよ。
「焼肉屋へ行く?」って。
ほとんどの人が「NO」ですよ。
何故だと思いますか?
店でタダで食べられるし、原価を知っているから外食に行くのがバカらしくなるんです。
(いかに儲かっているか知っているから・・・)
だから、先進企業のトレンドがつかめないんだよね。


そして、二つ目。
担当者の方が仕事でなく、作業をしている人が多い。
仕事って「お客様は焼肉って1人前~gが適当かな?」とか
「どれくらいが値ごろなのかな?」と考えて、
日々量目を変えたり、売場を変えたりするものでしょ。
でもね、肉のトリミングをしたり、スライサーで肉をスライスしたりすることが
自分の仕事(これは本当は作業)だと思っている人が多いので、
御客様の購買心理や行動に関心がないんです。

これが今のスーパーマーケットの現状・・・。

それに風穴を空けようとして、今回「春のリスパック勉強会」で大胆に
“サプライズ”のある売場と商品化を発表するのです。


だって、今までスーパーマーケットで見たことのない売場や商品化を
提案するのですから・・・。
でもね、この売場や商品化を見た方は異口同音に
「この売場や商品は当たり前なんだろうけど、そういえばなかったよね。
今までのスーパーマーケットには・・・」

というものばかりなんです。
「99%メガヒット」する売場や商品化を提案しますのでお楽しみに・・・。


だって、日本全国の焼肉の商品化をこの2年で変えたのは、
誰でもない、この小生なのです。
あの伝説となっている「うなぎトレー」を焼肉の商品化にしたのを広めたんですから・・・。
何故この商品がヒットしたのか?
それは、焼肉の購買特性である「ボリューム感」と「重量感」、
そして「量目表示(~人前用)」
を“見える化”しただけなんです。
なんということはないんです。
でも、いままでそんな考え方はスーパーマーケットの精肉部門にはなかったんですね。
フフフフッ・・・。


このようなことって、いっぱいスーパーマーケットにはあると思うんです。
折をみて、その他の部門の「ヒット」の切り口を話したいと思いますけど・・・。


では、何故スーパーマーケットの方は気付かないのか?
それは「お客様の立場」で考えないからなんです。
これからの「ヒット」商品や「繁盛」店舗のキーワードは
「お客様の立場でお客様が不便なこと、不満なこと、不愉快に思っていること」
“見える化”することなんです。

これしかないと思います。
絶対にオペレーションやPOS分析などでは「ヒット」商品や「繁盛」店舗は作れないんです。
「チェーンストアの時代は終焉」を迎えています。
これ、ほんと・・・。
スーパーマーケットで働いている方は気付いて欲しいと
近頃強く“思う”小生でした。

そして今日の一言・・・。

「どんな仕事でも、それに徹すれば、
その仕事を中心に可能性は無限といっていいほど広がっていくものだ。」

                                (松下幸之助談)


<追伸>
昨日のブログに誤りがあるとの指摘を受けてしまいました。
しかもメルマガにその箇所が使われてしまっていました。
すみません。m(_ _)m
「さすが」となるところが「なすが」になってしまって・・・。
無意識に「なす」が食べたくなっていたのかもしれませんね。



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# by akindonet | 2007-03-14 20:36 | Comments(0)